全日本9時間耐久サイクリングinつくば2016 〜9極の耐9〜 Team gaap参戦記
久しぶりのレースイベント、つくばサーキットでの耐久9時間にTeam gaapで参加してきました。
今回はソロ参加できないイベントなので、Teamを募ることに。
有難くも、受けてくれたのがgaaperさんとkikukawaさん。
ということで、参加確定。
真夏の九時間耐久に行ってまいりました。
0.準備
ブルベ仕様からレース仕様へ変更。
と言っても、いつもの重量装備品を取り外すだけ。
後、流石にハブダイナモは無いなと思い、前輪は20Hの決戦仕様軽量ホイールに。
後輪も24Hの軽量ホイールに替えようかと思ったら、ニップル折れしていて、今回は見送り。
ただ、フロントホイール交換、その他ブルベ装備取っ払うだけでも相当軽くなりました。
暑さが予想されるのでボトルはシート下に一本追加装備。
レース中なので高速域で視線をやらず抜き差しできる用にマグネット式のコアラボトルを付けてみました。
磁力が強く、オンロードでは落下の心配はなさそう。
てこの原理でボトル下を掴むと簡単に取れて、ボトルゲージに近づけると磁力でストンと嵌るのでこれは楽。
メインボトルは保冷ボトルでスポーツドリンク。
サブボトルをコアラボトルにして身体にぶっかける用の水を入れることにしました。
後は補給関係。
アミノバイタルのゼリー系を3種。アミノバイタルSUPER SPORTSとパーフェクトエネルギーとゴールドの3種を6個ずつ。
後、ウィダーのエネルギーと夏限定のレモン塩エネルギーにプロテイン。
熱中症対策に塩タブレットを多数持参。
1.スタートまで
8月6日(土)の開催なので、前日移動。
金曜日、午後休暇を頂き、輪行移動。
今回は輪行セットが軽くて楽でしたが、その代わり背負ったリュックが補給食で重くて、結局乗り継ぎで大変でした。
新幹線→秋葉原でTXに乗換→守谷で関東鉄道常総線で今回の前泊宿に。
つくばエクスプレス初めてでしたが、あそこまで地下に潜るのは予想外。階段で降りて死にそうになりました。。。
石下でチームメートに合流。
応援グッズ頂きました。
今回は泥狐さんがマネージャとして参加してくださり、4人揃って、食事に。
宿の近所の中華で腹ごしらえ。エネルギーを取り込むため、しっかりと食事をとりました。
後は早々に就寝。
翌朝はホテルロビー4:30集合でつくばサーキットに。
駐車場渋滞有るかと覚悟したけど早く着いたので早々に駐車場に入れました。
タープ張って日陰を作り、試走へ。
つくばサーキットは初めてなので3週回ほど回ってコースチェック。
路面のアスファルトは綺麗なもので、パンクの心配は無いな。
ほぼ平らな作りなので、これはひたすら脚を回し続けないと行けない休憩できないコースやと実感。
第一コーナーがほんの一瞬、僅かに勾配が有るので回し続けると後半ダレルとここでペース落ちるので要注意と。
2.スタート
第一走者として、スタート地点に赴きましたが、思わず一列目に並んでしまいました。
周りは全部ロードレーサー。
これはヤバいと思ったけど、今更、後ろにはいけないし、一周ローリングしてからスタートだから、一週目に無茶する奴はおらんやろうって言う事で、スタート待機。
久しぶりだし緊張。緊張。
ライダーズミーティングも終わりいよいよ出走。
カウントダウンゼロでスタート。前にいる以上、迷惑かけるわけにも行かないのでペースを周りに併せて漕ぎ出し。
ローリングスタートなので一周まわり切るまでは追い越し禁止。ただいつ抜かれてもいいように端っこに付けて周りの速度に併せて周回。
まぁ、こういう場なのでマナー守れない輩はいるので、横ギリギリを掠めて先頭に立つのが何人もいて焦る。
逆に端っこはヤバい。皆、マナー無しで抜いていく。抜いていく輩を怒鳴り付ける人もいるが、おそらく抜いていく連中は頭に血が上ってる輩やからやし、周りの声も聞こえてないし、ましてや周りの走っている人間も見えてない。
脇スレスレを「退け!」とか怒鳴りつけていくバカもいる。ここでこっちが車線替えたら集団落車のきっかけを作ってしまう為、第一集団に中でスタート地点通過し、そのままスタート!
一気に速度域が40km/h以上に上がるが、集団がもう少しばらけないと危ないので必死でペース併せてついていく。怒号に罵声の飛び交う中、ダンロップゲート過ぎたところで悲鳴と破壊音。振り向く余裕もないけど集団落車の様だ。
これを機に皆、少し安全行動的に集団が動きだし、こちらは右側から集団を抜けて、第二集団の後尾に張り付いて何とかポジションキープ。
しばらくこの集団についていく。再びダンロップゲートに来ると、誘導されて左側へ。チラ観したけど何人もうずくまってる。
次の集会では救急車が来ており、担架で運ばれている参加者も。
さすがにgaapで40km/hオーバーの巡航にはついていけず、第二集団からも外れ、右によって、速度域のちょっと早い塊が来たら付いては、行けるところまで行って、離れるをこの先繰り返すこととなる。
ボッチになるとガクンと巡航ペースが落ちる。踏む足に疲労がたまっていく。
早々にピットに入り始める参加者がいてライダー交代が始まりだすが、こちらはソロのエンデューロもこの先控えているので順位は落とすが二時間一人で回したく兎に角ももがき続ける。
暑さで頭がぼーっとしてきて、ドリンク補給に、首筋に水を掛けて冷ましつつ走る続ける。
さすがに1時間半回し続けて、第一コーナーの微妙な傾斜がキツクなってきて、そこで速度がガクンと30km/hから20Km/hくらい下がるにつけ、もうだめだと次の周回時にピットに向けて後2週と叫び最後のひと踏ん張り。
1時間40分でセカンドライダーのkikukawaさんにチェンジ。
3.冷却
身体が熱持ちすぎてやばい感ありあり。とにかく冷やそうとして、スタッフが用意してくれたクールダウンスポットに。
空気入れ式のプールに水張ってくれていてそこに柄杓とシャワーホースが。
まず頭をプールに付けてプシューと冷却。柄杓で太もも、ふくらはぎ、ひざ裏、わきの下、首筋とクールダウンポイントに水を何度も何度もぶっかける。
続いて、かき氷が販売してたので買って体の中から冷やす。
更に、氷水で冷やした梨が販売されており、1個100円で買えたので買っていただく。
甘くて冷たくて水っ気たっぷりで身体に沁みる。
途中、クリステル・チアリさんとゲストの栗村修さんが場内をいろいろ回っているのに遭遇。
補給・回復系の商品扱っているブースだったので、いっちょ噛みしに突撃。
場内にマイク入ってる状況に割り込んで、補給食を買わせていただき、少し笑いとって軽くタープ下で休憩。
後はアミノバイタルのゼリーを飲んで、塩タブレット食べて、バナナ食べて、コーラ飲んで、再びピットに。
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kikukawaさんのフォームはgaapに乗っててもポジションがしっかり出てるせいか、まさしくロードレーサー乗りのそれで、集団にいるとタイヤ径を観ないと分からないくらい違和感がない。
流石です。続いてgaaperさんにライダーチェンジ。kikuwakaさんには身体冷却に行って頂きます。
日が高くなって来て気温がどんどん上昇してきてピット待機していても暑い。ピット前のgaaperさんを見送るたびに裏に行って水かぶってミスト扇風機の前で冷却を繰り返す。
kikuwakaさんとgaaperさんで1時間以上回してくれたので身体は回復。
再びライダーチェンジ
4.2走目
9時間耐久とはいえ、4時間耐久も同時開催。なので4時間のゴールで一旦コース閉鎖。お昼1時間休憩となる。
で、2走目で12時まで約1時間。ここは1時間走と決めて走ることに。
3週目まではちょうど良い集団に乗れてそこそこ走ったが、第一コーナーで千切れて一人旅。一気に減速。
暑い、辛い、しんどい。頭の中はいつも通り、泣き言だらけ。
何とか集団に合流しようとするも半周も持たず千切れるを繰り返す。
高出力全開を長時間なので、普段ブルベで走ってる長時間省エネ走行とはやはり違う。力の使いどころと言うか、配分が分からない。
周りは40km/h巡航なのでキープライトを守りつつ、引っ付き虫作戦。ローテー出来るほどの出力は出せないので申し訳ないけど無賃乗車。
ふと、後ろでガッチャーン音。振り向くと2台落車。
周りの人と視線を合わし、恐ろしーなぁ。気を付けんとなぁと目くばせ。
4時間耐久のゴール時間12:00が近づき、心持ち先頭集団が大きくなってペースが上がっているようだが、流石にそれに乗る脚は既に無い。
とにかく時計が12:00になるまで回し続けて、なんとか前半戦4時間終了。
サイコン見ると平均速度が29km/hで30km/hを切っている。順位もクラスの中では後ろから3番目。
完全に長時間走り続ける作戦は大失敗である。
5.お昼休憩
とにかく補給と冷却。
ゼリー系ばっかの補給だと持たないので、塩おにぎり2個と梨、サイダーで流し込んで更にアミノバイタルゼリーも投入。
タープ下よりもピットのコンクリ日陰の方が涼しいので身体を濡らしてしばし休憩。
3走目、出ようかと思いましたが、gaaperさんがお昼一番は出走をかってでてくれたのでこれ幸いにもう少し休憩。
13:00になり午後の部、残り5時間スタート。
gaaperさんが40分ぐらい回してくれて、kikukawaさんにライダーチェンジ。
お昼回ってこちらはバテバテなのですが、2人ともいいペースで回してくれました。
6.3走目
場内アナウンスが気温を言ってる。「現在38℃を越えています。皆さん、熱中症対策を」って。
アスファルトの温度は50℃を越えているとのこと。
ここで泥狐さんから報告。gaaperさんがもう走れないとのこと。両足攣ってあかんとのこと。
まだ4時間残して2人回し、キツくなりそう。
kikukawaさんからのピットイン合図と共に出走準備。
再び場内アナウンス。気温は言ってる間に42℃を越えましたって。。。。
これは、あかんと思い、日差しで温くなったボトルの水をキンキンに冷えた水に交換して出走準備。
kikukawaさん、ピットイン。
gaaperさん、走れなくなったことを報告。二人回しになるので、なるべく時間走ることを伝えて出走。
休憩をだいぶ取れたので最初はいいペースで回せます。
また、暑さと中盤の駆け引き?でおおきな集団の速度もこちらが乗れるぐらいの35km/hほど。おそらく第二集団であろう集団に上手い事、一周回目から乗れたのでそのまま集団で走行。
おおきな集団に乗れると途端に楽になります。やはり風の抵抗って自転車の最大の敵ですね。ボッチ旅でフラットだとひたすらペダル回すしかないのですが、集団に乗っているとポイントポイントでペダル止めて脚休めが出来る。
5〜6週回して、ボトル取るため集団から離脱。集団の中で補給はちょっと怖くてまだできない。
スポーツドリンク飲んで、水をぶっかけて、そこからは脚の合いそうな方を見つけては付いていくコバンザメ。。。
第一コーナーの傾斜で速度がガタ落ちになってきて限界を感じて、ピットに後三週と告げて、ヘロヘロでライダーチェンジ。
kikukawaさんもさすがに疲労が蓄積してるのか、ペース落として回していくと告げて走って行きました。
再び、クールダウンスポットで水浴びして、梨食べて、ジェル補給して、ミスト扇風機で身体を冷却。
gaaperさんは足攣り回復してないみたいなので、芍薬甘草湯を渡して回復に努めてもらうと共に、次のライダーチェンジでラストランになると思うので撤収準備をお願いして、再びピットへ。
kikukawaさん、全然ペース落ちてない。さすがに経験値がモノを言いますね。
残り2週でピットインのサインが出たので再び出走準備。
7.4走目
残り時間45分でライダーチェンジ。このまま最後まで行きますと宣言してコースへ。
終盤になってペースが上がっているのか、こちらがヘバッているのか、集団には全く近づけず。2,3人の小集団にくっつくも引き離されてまた次来る人に乗り換えてを繰り返すも余力がもうない。
せめて後一周、後一周でも稼ごうと気持ちは思うも脚が付いてこない。残り時間もわずかになって、メインストレート前で先頭集団が来たので、やけくそで加速して集団後尾に。半周で脱落して、第二集団に何とか食らいついて残り数分と思うも付いていけず。。。
29erのフラットバーMTBの人がキツイ〜!と叫びながら追い抜いて行くので口から心臓飛び出そうになりながら食らいついて最終周回。なんかわからんけどキツイ・苦しいと叫びながら追い抜いたけど、力尽きて、再び抜かれ、そのまま後塵を拝しつつゴール。
最後はウイニングランとのことで、ピットロード手前で全員待機。
お隣にいたのがAOBAジャージの方。思わず声おかけして、AOBAジャージと言う事はかなりやりますね(笑)ってな感じで話しかけ。AOBAでブルベを始めて、今年残り400でSRとのこと。「あおばひどい(笑)」の噂のAOBAで凄いです!
最後はピット前をのんびり皆に拍手歓声に迎えられ、9時間耐久レース終了。
暑くて、辛くて、死にそうになりながらも、9時間を途切れることなくコース上に入れた事は嬉しくもあり楽しかったです。
BRMとは違うクローズドコースでの周回を積み重ねる耐久はまた違う楽しさがあります。ただ、真夏にやるもんじゃないですね。。。
いろいろしつこい位に、事前のメールから、当日のアナウンスで、暑さ対策を呼びかけ、水にスポーツドリンク、クールスポットの用意等々、主催者様には感謝感謝です。
あれだけの暑さの中、熱中症搬送は無かったようなので効果があったかと。
ただ、前半戦、目撃しただけで3件、落車あったようですが、大丈夫だったのでしょうか。
救急車搬送された方の早期回復を祈ります。
8.撤収
着に絡むような成績では無いので早々に撤収。筑波山の神社傍の青木屋旅館さんへ。
展望風呂で汗を流し、遅い時間まで食事を待っていてくれた宿の人に感謝しつつ、大量の食事を美味しく戴きました。
ビールは一杯でもう限界。軽い熱中症か、頭痛も出てたので、早々に就寝。
当初予定は翌朝、早起きして不動峠ヒルクライムのつもりでしたが、誰もが拒否。もちろん自分も。
朝食時間までゆっくりと休ませていただきました。
翌日はつくば学園都市の自転車屋さん、TASPARKさんにお邪魔させていただきました。
なかなか、楽しいお店でした。美容室と自転車屋さんが一緒で面白そうなモノがいっぱい。しかも地域コミュニティな雰囲気がありけん玉してる子供たちがいたりして。近くにこんなお店あるといいなぁ。
お客さんも個性的で、ミニベロロードの早そうな人や自作ロングテールバイクでフレームもって来るお客さんがいたりして、すごく盛り上がりました。
あと、FATバイクの試乗もしました。初めて乗ってみましたがあんなに楽しい乗り物とは思いませんでした!
で、BBQして肉補給。
のらちゃんにも久しぶりに会えたし、ちょっと強行軍でしたが楽しいイベントでした。
お腹いっぱいになってそのあとは再び輪行して帰宅。
成績はラップチャート申し込んでいるのでまたそれ見て反省会ですね。
次は皆でどこ行きましょうか?
ちなみに自分は、次はシマノ鈴鹿2時間エンデューロです!
小径車でブルベや王滝ってとこに男意気を感じた方は↓↓をクリックwww
今回はソロ参加できないイベントなので、Teamを募ることに。
有難くも、受けてくれたのがgaaperさんとkikukawaさん。
ということで、参加確定。
真夏の九時間耐久に行ってまいりました。
0.準備
ブルベ仕様からレース仕様へ変更。
と言っても、いつもの重量装備品を取り外すだけ。
後、流石にハブダイナモは無いなと思い、前輪は20Hの決戦仕様軽量ホイールに。
後輪も24Hの軽量ホイールに替えようかと思ったら、ニップル折れしていて、今回は見送り。
ただ、フロントホイール交換、その他ブルベ装備取っ払うだけでも相当軽くなりました。
暑さが予想されるのでボトルはシート下に一本追加装備。
レース中なので高速域で視線をやらず抜き差しできる用にマグネット式のコアラボトルを付けてみました。
磁力が強く、オンロードでは落下の心配はなさそう。
てこの原理でボトル下を掴むと簡単に取れて、ボトルゲージに近づけると磁力でストンと嵌るのでこれは楽。
メインボトルは保冷ボトルでスポーツドリンク。
サブボトルをコアラボトルにして身体にぶっかける用の水を入れることにしました。
後は補給関係。
アミノバイタルのゼリー系を3種。アミノバイタルSUPER SPORTSとパーフェクトエネルギーとゴールドの3種を6個ずつ。
後、ウィダーのエネルギーと夏限定のレモン塩エネルギーにプロテイン。
熱中症対策に塩タブレットを多数持参。
1.スタートまで
8月6日(土)の開催なので、前日移動。
金曜日、午後休暇を頂き、輪行移動。
今回は輪行セットが軽くて楽でしたが、その代わり背負ったリュックが補給食で重くて、結局乗り継ぎで大変でした。
新幹線→秋葉原でTXに乗換→守谷で関東鉄道常総線で今回の前泊宿に。
つくばエクスプレス初めてでしたが、あそこまで地下に潜るのは予想外。階段で降りて死にそうになりました。。。
石下でチームメートに合流。
応援グッズ頂きました。
今回は泥狐さんがマネージャとして参加してくださり、4人揃って、食事に。
宿の近所の中華で腹ごしらえ。エネルギーを取り込むため、しっかりと食事をとりました。
後は早々に就寝。
翌朝はホテルロビー4:30集合でつくばサーキットに。
駐車場渋滞有るかと覚悟したけど早く着いたので早々に駐車場に入れました。
タープ張って日陰を作り、試走へ。
つくばサーキットは初めてなので3週回ほど回ってコースチェック。
路面のアスファルトは綺麗なもので、パンクの心配は無いな。
ほぼ平らな作りなので、これはひたすら脚を回し続けないと行けない休憩できないコースやと実感。
第一コーナーがほんの一瞬、僅かに勾配が有るので回し続けると後半ダレルとここでペース落ちるので要注意と。
2.スタート
第一走者として、スタート地点に赴きましたが、思わず一列目に並んでしまいました。
周りは全部ロードレーサー。
これはヤバいと思ったけど、今更、後ろにはいけないし、一周ローリングしてからスタートだから、一週目に無茶する奴はおらんやろうって言う事で、スタート待機。
久しぶりだし緊張。緊張。
ライダーズミーティングも終わりいよいよ出走。
カウントダウンゼロでスタート。前にいる以上、迷惑かけるわけにも行かないのでペースを周りに併せて漕ぎ出し。
ローリングスタートなので一周まわり切るまでは追い越し禁止。ただいつ抜かれてもいいように端っこに付けて周りの速度に併せて周回。
まぁ、こういう場なのでマナー守れない輩はいるので、横ギリギリを掠めて先頭に立つのが何人もいて焦る。
逆に端っこはヤバい。皆、マナー無しで抜いていく。抜いていく輩を怒鳴り付ける人もいるが、おそらく抜いていく連中は頭に血が上ってる輩やからやし、周りの声も聞こえてないし、ましてや周りの走っている人間も見えてない。
脇スレスレを「退け!」とか怒鳴りつけていくバカもいる。ここでこっちが車線替えたら集団落車のきっかけを作ってしまう為、第一集団に中でスタート地点通過し、そのままスタート!
一気に速度域が40km/h以上に上がるが、集団がもう少しばらけないと危ないので必死でペース併せてついていく。怒号に罵声の飛び交う中、ダンロップゲート過ぎたところで悲鳴と破壊音。振り向く余裕もないけど集団落車の様だ。
これを機に皆、少し安全行動的に集団が動きだし、こちらは右側から集団を抜けて、第二集団の後尾に張り付いて何とかポジションキープ。
しばらくこの集団についていく。再びダンロップゲートに来ると、誘導されて左側へ。チラ観したけど何人もうずくまってる。
次の集会では救急車が来ており、担架で運ばれている参加者も。
さすがにgaapで40km/hオーバーの巡航にはついていけず、第二集団からも外れ、右によって、速度域のちょっと早い塊が来たら付いては、行けるところまで行って、離れるをこの先繰り返すこととなる。
ボッチになるとガクンと巡航ペースが落ちる。踏む足に疲労がたまっていく。
早々にピットに入り始める参加者がいてライダー交代が始まりだすが、こちらはソロのエンデューロもこの先控えているので順位は落とすが二時間一人で回したく兎に角ももがき続ける。
暑さで頭がぼーっとしてきて、ドリンク補給に、首筋に水を掛けて冷ましつつ走る続ける。
さすがに1時間半回し続けて、第一コーナーの微妙な傾斜がキツクなってきて、そこで速度がガクンと30km/hから20Km/hくらい下がるにつけ、もうだめだと次の周回時にピットに向けて後2週と叫び最後のひと踏ん張り。
1時間40分でセカンドライダーのkikukawaさんにチェンジ。
3.冷却
身体が熱持ちすぎてやばい感ありあり。とにかく冷やそうとして、スタッフが用意してくれたクールダウンスポットに。
空気入れ式のプールに水張ってくれていてそこに柄杓とシャワーホースが。
まず頭をプールに付けてプシューと冷却。柄杓で太もも、ふくらはぎ、ひざ裏、わきの下、首筋とクールダウンポイントに水を何度も何度もぶっかける。
続いて、かき氷が販売してたので買って体の中から冷やす。
更に、氷水で冷やした梨が販売されており、1個100円で買えたので買っていただく。
甘くて冷たくて水っ気たっぷりで身体に沁みる。
途中、クリステル・チアリさんとゲストの栗村修さんが場内をいろいろ回っているのに遭遇。
補給・回復系の商品扱っているブースだったので、いっちょ噛みしに突撃。
場内にマイク入ってる状況に割り込んで、補給食を買わせていただき、少し笑いとって軽くタープ下で休憩。
後はアミノバイタルのゼリーを飲んで、塩タブレット食べて、バナナ食べて、コーラ飲んで、再びピットに。
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kikukawaさんのフォームはgaapに乗っててもポジションがしっかり出てるせいか、まさしくロードレーサー乗りのそれで、集団にいるとタイヤ径を観ないと分からないくらい違和感がない。
流石です。続いてgaaperさんにライダーチェンジ。kikuwakaさんには身体冷却に行って頂きます。
日が高くなって来て気温がどんどん上昇してきてピット待機していても暑い。ピット前のgaaperさんを見送るたびに裏に行って水かぶってミスト扇風機の前で冷却を繰り返す。
kikuwakaさんとgaaperさんで1時間以上回してくれたので身体は回復。
再びライダーチェンジ
4.2走目
9時間耐久とはいえ、4時間耐久も同時開催。なので4時間のゴールで一旦コース閉鎖。お昼1時間休憩となる。
で、2走目で12時まで約1時間。ここは1時間走と決めて走ることに。
3週目まではちょうど良い集団に乗れてそこそこ走ったが、第一コーナーで千切れて一人旅。一気に減速。
暑い、辛い、しんどい。頭の中はいつも通り、泣き言だらけ。
何とか集団に合流しようとするも半周も持たず千切れるを繰り返す。
高出力全開を長時間なので、普段ブルベで走ってる長時間省エネ走行とはやはり違う。力の使いどころと言うか、配分が分からない。
周りは40km/h巡航なのでキープライトを守りつつ、引っ付き虫作戦。ローテー出来るほどの出力は出せないので申し訳ないけど無賃乗車。
ふと、後ろでガッチャーン音。振り向くと2台落車。
周りの人と視線を合わし、恐ろしーなぁ。気を付けんとなぁと目くばせ。
4時間耐久のゴール時間12:00が近づき、心持ち先頭集団が大きくなってペースが上がっているようだが、流石にそれに乗る脚は既に無い。
とにかく時計が12:00になるまで回し続けて、なんとか前半戦4時間終了。
サイコン見ると平均速度が29km/hで30km/hを切っている。順位もクラスの中では後ろから3番目。
完全に長時間走り続ける作戦は大失敗である。
5.お昼休憩
とにかく補給と冷却。
ゼリー系ばっかの補給だと持たないので、塩おにぎり2個と梨、サイダーで流し込んで更にアミノバイタルゼリーも投入。
タープ下よりもピットのコンクリ日陰の方が涼しいので身体を濡らしてしばし休憩。
3走目、出ようかと思いましたが、gaaperさんがお昼一番は出走をかってでてくれたのでこれ幸いにもう少し休憩。
13:00になり午後の部、残り5時間スタート。
gaaperさんが40分ぐらい回してくれて、kikukawaさんにライダーチェンジ。
お昼回ってこちらはバテバテなのですが、2人ともいいペースで回してくれました。
6.3走目
場内アナウンスが気温を言ってる。「現在38℃を越えています。皆さん、熱中症対策を」って。
アスファルトの温度は50℃を越えているとのこと。
ここで泥狐さんから報告。gaaperさんがもう走れないとのこと。両足攣ってあかんとのこと。
まだ4時間残して2人回し、キツくなりそう。
kikukawaさんからのピットイン合図と共に出走準備。
再び場内アナウンス。気温は言ってる間に42℃を越えましたって。。。。
これは、あかんと思い、日差しで温くなったボトルの水をキンキンに冷えた水に交換して出走準備。
kikukawaさん、ピットイン。
gaaperさん、走れなくなったことを報告。二人回しになるので、なるべく時間走ることを伝えて出走。
休憩をだいぶ取れたので最初はいいペースで回せます。
また、暑さと中盤の駆け引き?でおおきな集団の速度もこちらが乗れるぐらいの35km/hほど。おそらく第二集団であろう集団に上手い事、一周回目から乗れたのでそのまま集団で走行。
おおきな集団に乗れると途端に楽になります。やはり風の抵抗って自転車の最大の敵ですね。ボッチ旅でフラットだとひたすらペダル回すしかないのですが、集団に乗っているとポイントポイントでペダル止めて脚休めが出来る。
5〜6週回して、ボトル取るため集団から離脱。集団の中で補給はちょっと怖くてまだできない。
スポーツドリンク飲んで、水をぶっかけて、そこからは脚の合いそうな方を見つけては付いていくコバンザメ。。。
第一コーナーの傾斜で速度がガタ落ちになってきて限界を感じて、ピットに後三週と告げて、ヘロヘロでライダーチェンジ。
kikukawaさんもさすがに疲労が蓄積してるのか、ペース落として回していくと告げて走って行きました。
再び、クールダウンスポットで水浴びして、梨食べて、ジェル補給して、ミスト扇風機で身体を冷却。
gaaperさんは足攣り回復してないみたいなので、芍薬甘草湯を渡して回復に努めてもらうと共に、次のライダーチェンジでラストランになると思うので撤収準備をお願いして、再びピットへ。
kikukawaさん、全然ペース落ちてない。さすがに経験値がモノを言いますね。
残り2週でピットインのサインが出たので再び出走準備。
7.4走目
残り時間45分でライダーチェンジ。このまま最後まで行きますと宣言してコースへ。
終盤になってペースが上がっているのか、こちらがヘバッているのか、集団には全く近づけず。2,3人の小集団にくっつくも引き離されてまた次来る人に乗り換えてを繰り返すも余力がもうない。
せめて後一周、後一周でも稼ごうと気持ちは思うも脚が付いてこない。残り時間もわずかになって、メインストレート前で先頭集団が来たので、やけくそで加速して集団後尾に。半周で脱落して、第二集団に何とか食らいついて残り数分と思うも付いていけず。。。
29erのフラットバーMTBの人がキツイ〜!と叫びながら追い抜いて行くので口から心臓飛び出そうになりながら食らいついて最終周回。なんかわからんけどキツイ・苦しいと叫びながら追い抜いたけど、力尽きて、再び抜かれ、そのまま後塵を拝しつつゴール。
最後はウイニングランとのことで、ピットロード手前で全員待機。
お隣にいたのがAOBAジャージの方。思わず声おかけして、AOBAジャージと言う事はかなりやりますね(笑)ってな感じで話しかけ。AOBAでブルベを始めて、今年残り400でSRとのこと。「あおばひどい(笑)」の噂のAOBAで凄いです!
最後はピット前をのんびり皆に拍手歓声に迎えられ、9時間耐久レース終了。
暑くて、辛くて、死にそうになりながらも、9時間を途切れることなくコース上に入れた事は嬉しくもあり楽しかったです。
BRMとは違うクローズドコースでの周回を積み重ねる耐久はまた違う楽しさがあります。ただ、真夏にやるもんじゃないですね。。。
いろいろしつこい位に、事前のメールから、当日のアナウンスで、暑さ対策を呼びかけ、水にスポーツドリンク、クールスポットの用意等々、主催者様には感謝感謝です。
あれだけの暑さの中、熱中症搬送は無かったようなので効果があったかと。
ただ、前半戦、目撃しただけで3件、落車あったようですが、大丈夫だったのでしょうか。
救急車搬送された方の早期回復を祈ります。
8.撤収
着に絡むような成績では無いので早々に撤収。筑波山の神社傍の青木屋旅館さんへ。
展望風呂で汗を流し、遅い時間まで食事を待っていてくれた宿の人に感謝しつつ、大量の食事を美味しく戴きました。
ビールは一杯でもう限界。軽い熱中症か、頭痛も出てたので、早々に就寝。
当初予定は翌朝、早起きして不動峠ヒルクライムのつもりでしたが、誰もが拒否。もちろん自分も。
朝食時間までゆっくりと休ませていただきました。
翌日はつくば学園都市の自転車屋さん、TASPARKさんにお邪魔させていただきました。
なかなか、楽しいお店でした。美容室と自転車屋さんが一緒で面白そうなモノがいっぱい。しかも地域コミュニティな雰囲気がありけん玉してる子供たちがいたりして。近くにこんなお店あるといいなぁ。
お客さんも個性的で、ミニベロロードの早そうな人や自作ロングテールバイクでフレームもって来るお客さんがいたりして、すごく盛り上がりました。
あと、FATバイクの試乗もしました。初めて乗ってみましたがあんなに楽しい乗り物とは思いませんでした!
で、BBQして肉補給。
のらちゃんにも久しぶりに会えたし、ちょっと強行軍でしたが楽しいイベントでした。
お腹いっぱいになってそのあとは再び輪行して帰宅。
成績はラップチャート申し込んでいるのでまたそれ見て反省会ですね。
次は皆でどこ行きましょうか?
ちなみに自分は、次はシマノ鈴鹿2時間エンデューロです!
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