アイスブルベ2017 gaap参戦記 其の弐

1.スタート〜・・・

 調子よくスタートしたものの、最初の除雪された区間が終わり、最初の曲がり角を曲がって、3キロ程進むと除雪されていない道に突入。ここからはいきなりペースダウン。昨晩降った雪でフカフカ路面にて進まず。取り敢えず先行してる人の轍に入りなるべくスパイクが噛むように前後輪に荷重かけてトラクションをコントロールして何とか走るも、轍から外れると雪面下の凍った雪面までスパイクが届かず蛇行。フラフラしながらなるべくファットバイクや車の轍に入りコントロールしようにもちょっとした雪の厚みでコントロール不能に。
 途中、立ち止まってると第4WAVEでスタートした60kmの方々に追いつかれる。その時に南風自転車店の店長にアドバイスをもらい、空気圧を落とす。
 ちなみに店長はパラトルーパーをアイスブルベ仕様にしての参戦です。
 ちょうどこのとき、スマホで音楽鳴らしており、このときかかっていたのが、トップをねらえ!GunBusterで、思わず店長が「努力と根性ですね(笑)」と。
 後輪のバルブキャップをはめてなくて、既にバルブの先端が凍り付いており、押しても空気が抜けず。前輪のみ圧を落としていく事に。
 確かに前輪だけでも空気圧落とすと接地面が増えて少しはマシンコントロールできるがどんどん雪の量が増えており、もうどうにもならない。努力と根性でもどうにもならない局面まで来てるのが分かってしまい、取り敢えずネタ写真の撮影。
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 地図を観てると幹線道路まで行かないと除雪路面は無いだろうから戻るか進むか悩みどころ。取り敢えず、駅を目指すもおおきな道路と交接するまで行くかとトボトボ歩いていると回収車が。「乗ってく?」とのお言葉に思わず手を上げて「ハイ!」と。

2.DNF〜お宿まで

 ちーん。12km地点でDNF。しかも回収車の面倒になると言う最低の終わり方ですね。。。

 回収車にgaapを積んで頂き、そのまま、同乗。
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 ヤバいですね、目が行っちゃってます。。。
 
 そのまま、巡回に同行させていただきました。

 途中、いきなり周りが真っ白に覆われて視界ゼロになるホワイトアウト、横風から雪が舞いあがり吹き付けてすべてが凍り付いていく地吹雪を車の中から体験しました。クルマもスタックの危機に陥る事もあり、ホント先に進まなくて良かったです。

 その後、同行させていただき、DNF連絡の名簿チェック等のお手伝いしつつ、麓郷の登りでまだ走ってる方の応援を。
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 さすがにFATバイクは圧雪されてない路面でもぐいぐい登って行きますが、タイヤ幅の細い(それでもおそらく2.5〜2.7ぐらい)のMTBではかなりきついみたいで、蛇行してるか、押し歩きの方がほとんど。

 一応、DNFするかどうかの確認をとりつつ行くも皆さん、まだ頑張るとのこと。

 そのまま、通過チェックのフラノジャム園(36.8km地点)へ。
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 しばらく待ってると先頭が。先頭の方はMTBでした。
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 MTBで相当なペースでここまで来られてると言う事は相当な脚力・技術を持っている方ですよ(後から聞くとかなり有名な方でXC等のレースで上位入賞されているとのこと。納得です)。

 で、誰もその後来ないのでジャム園を引き払い、少し下って、60kmの通過チェックの「北の国から」の「五郎の拾ってきた家」付近へ。
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 しばらく待って人が来ずで、取り敢えず、この後、回収が忙しくなりそうなので、先に昼食。

 卵とじ蕎麦頂きました。
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 ここで多数のランドヌールが避難してきて満席に。皆に状況を訊くとかなり厳しい状態の様。

 この先、かなり巡回スタッフは忙しくなりそうなので、わたしだけ先にホテルへ戻してもらう事に。

 途中、除雪車とすれ違い。
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 除雪された路面なら何とかなったような気もしますが、この後、再び天候が悪化したので、よかったかと。

 と言う事で恥ずかしながら自己完結できず帰ってまいりました。。。
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 あ、ブル「ペ」がブル「べ」に直ってる。

3.その後

 gaapを輪行状態にして、温泉入って、受付で皆の走行状況を見守る。
 かなり巡回スタッフが回収に入っており、輪行可能な方を駅へ運んだり、DNF宣言した方のこの先の避難状況を確認し、必要なら回収車の手配をしたりと大あらわ。。。何もお手伝い出来ないのが不甲斐無さったら。。。。

 皆の無事の帰還を祈りつつ待機。
 ちらほらとタイムアウトDNFしつつも60kmのコーストレースして帰ってくる方も。

 60kmの方はタイムアップながらもその後、帰還者が。
 
 そしてついてに16:30に100kmの時間内完走者が帰還。
 ロビーは拍手に包まれます。

 予想通り、ふらのジャム園に最速でたどり着かれたMTBの方でした!
 凄いです!
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 この後は日も暮れ、吹雪は更に酷くなるも、続々帰ってきて、最終的には18時過ぎに全員の安否確認が完了。

 結果としては100km時間内完走1名、60kmはタイムオーバーするも完走者数名と言う過酷なサイクルイベントとなりました。

 正直、走り出した時はまだいけると思いましたが、走り出して除雪されてない道路に行くとまったく走れない。雪道走行技術以前の問題で、タイヤ幅の狭い(シュワルベマラソンウインターしか選択肢が無い)小径車では今回の天候では走ってはいけませんでしたね。

 回収車のお世話になってしまい、スタッフの方々には大変ご迷惑を。また、私の走ってる轍(グネグネ蛇行している)を観て危ないと思われた方もたくさんいたようで、皆様方に心配をかけてしまい、今回のDNS判断しなかったのはホント反省モノです。昨年は氷点下15℃ぐらい(朝一番は氷点下20℃)で除雪された締まった雪面でスパイクがしっかり噛んで走れたと言う体験から甘く見てました。

 冬の北海道でFATバイクが実用的に走れる様になってきた中で、ウインタースポーツとして定着させたい皆の思いがあってのイベント、アイスブルベです。スタッフの皆様方の熱い思い、素晴らしい事です。何とか完走してその思いに応えたかったのですが、やはり、遭難や事故等の洒落にならない事態が起きないように回収して頂いた事は正解だと思います(自分的には自己嫌悪ですが。。。)。

 結局は、自分の実力(走力・技術)、小径車でのハンデ、等々いろいろ考えさせられました。

 でも、来年はと聞かれたら、多分また行くと思います。但し、北の大地の厳しさを身を以て体感できたので、次回はきちんと走る前の判断、走っている途中の判断、DNFの見極めをしっかりしたいと思います。

 唯一の成果は昨年、寒さにやられ脚の感覚が無くなるほど身体が冷えたことに対して、今年はしっかり対策をとれたことで、気温こそは氷点下6〜7℃程度でそんなに寒くもなかったですが、吹き荒ぶ風雪の中、身体が冷えてくる感覚は無く、服装的にはOKだったことが成果ですね。この辺りは冬の装備としては最強に近い形が出来たと思います。

 で、まぁ、走らなくても、楽しいイベントで有る事は間違いありません。

 と言う事で、次回、アイスブルベ−【アフターブルベ編】−に続く! 
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No title

お疲れ様でした、笑ってはイケないですが笑ってしまった。初日もタクシー横取りされて大変でしたね。残念な結果になってしまいましたが無事に帰ってこれて良かったです。

まりおさん、こんばんはー。
もうこうなるとネタにしかなりません。遭難しなくて良かったです。
鈴鹿はミニベロクラスにソロがなかったのでアタック120で参戦します!
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